おおばばさまの長生きの秘決
【大正12年生まれ96歳のおばあちゃん】
おばあちゃんは90歳まで一人暮らしをしていました。
今は施設に入居しています。
施設へ入った理由は、やはり足腰が弱くなり、入浴、料理など一人では困難になったからです。
ヘルパーさんが入っていたり、母や伯母が交代で介護をしていました。
周りに親戚やお友達が多く、日中は誰かがおばあちゃん家にいたのですが、やはり夜になると寂しくなる様子で、施設を見学しショートステイを利用すると、夜は介護士さんがいてくれるから寂しくない!と泣いて喜びました。
それから、すぐに施設に入ることを決めました。
そんな、おばあちゃんがこんなに長生きしてるのは、おばあちゃん自身も周りもとても驚いています!
大正→昭和→平成→令和と四つの時代を駆け抜けている、おばあちゃん
すごいことに、足腰は弱っていますが、まぁそれは見事なおしゃべりさん!
眼鏡はかけていません。補聴器もつけていません。
認知症もなく
(たまに、うさつまに母の名前を言ったり、妹にうさつまの名前を言ったりしていますが(^ ^)
ご飯も、もりもり食べとても元気です!
ですが、困ったことに物欲がすごい!
服、靴、布団、化粧水などめっちゃほしがる!
元気だからいいんですけどね( ̄▽ ̄)
そんな、
おばあちゃんの長生きの秘決を考えたときに、、
うさつまは、親の離婚を機に小1から小6までおばあちゃんと暮らしていましたので、食べていたものを思い出すと、、、
毎日、緑茶は欠かせませんでした。
しかも、朝お茶っ葉を入れて夜まで変えずに飲みます!
ときどき、味が薄くなるとちょっと足す感じです。
ご飯は和食中心。お味噌汁も毎日食べてました。
胃を悪くすると、茶粥を食べ、梅干しをお湯で割り飲んだりしていました。
もちろん、梅干し、らっきょうなど自分で漬けていました。とこ漬けも!
昔は、よく"つくしやよもぎ"など山菜を収穫して食べていました。
よもぎは冷凍保存しお正月のお餅に混ぜて食べたり、果物など旬のものはその季節に食べていました。
食事に関しては、昔ながらのもので、煮物しか晩ご飯にはなかったです(*´∀`*)
魚も煮魚多い!!
ビールも好き!施設に入る前は小さい缶ビールを毎日飲んでいました。
薬は正露丸が好きらしく、
『ばあちゃん、正露丸を噛んで飲むのが好いちょー』(笑)と言っていました。
運動に関しては、畑で野菜を育ててました!
きゅうり、とまと、なす、など
すごーく、巨大で曲がったきゅうりが育ってたのを思い出します(笑)
本当によく動くおばあちゃんでお散歩は毎日してました。
おばあちゃんの話によると、
畑は若い頃からしていて、仕事は重労働だったので、
『若いときはよく働いたー、昔は物がなかったから軍手をほどいて編み物していた』
『手毬やお手玉してよく遊んだ』と言っていました。
とにかく、体を動かしていたらしいです。
性格はマイペースで母に怒られてもへらっとしているおばあちゃんで(^^;)
昔、うさつまが泣いていたら、
『あんた、泣きなんなぁ、そんな泣いても、
なーんも変わらんよ』とよく言われてました(汗)
感情を剥き出しにすることはない、おおらかでマイペースなおばあちゃんに言われると自然と泣きやみました。
温和で行動力があり、昔ながらのものをずっと変わらず生活に取り入れていたおばあちゃん、そんなおばあちゃんだからこそ長生きしているのかもしれません。
うさつまの子どもは面会すると、緊張しますが、『おおばばさま』だよというと、
フッと笑いおばあちゃんとお近づきになれるので楽しい時間を過ごせています。
今を大事にゆっくりとした時間をおばあちゃんがもっと長く過ごせるように願ってます。